進学、進級時に必ずやること:クリアすべき給食と食の問題

~エッセイ:習慣と文化と、その間 4
(Essay : Living as Muslima in Japan 4)

 
4月は、進級、進学の月。
進級や進学をするたびに、必ず行っていることがあります。
 
それは、給食や食について、
学校側と話し合いをすること。
 
 
地域や学校にもよりますので、
一概に「これが全て」というわけではありませんが、
・除去食
・代替食
の対応がないために、
「給食をどのようにするか」について、
学校側と話し合わなければならないのです。
 
 
お子さんのアレルギー対応も、書面などの提出を合わせ、
同様に話し合う方も、いらっしゃると思います。
 
 
ただ、宗教上の理由の場合、
医師の診断書などはないこともあわせ、
「分かってもらう」ための説明が必要です。
 
 
【学校にお願いすること】

1)
・お肉を使ったメニューは食べられない
・加工品、調味料についても同様
・アルコールが含まれているものについても、同様
のため、給食のメニューに該当があったら、
配膳しないこと、とお願いする。

2)通常、「ひと月の献立」がプリントで渡されますが、
それだと、どのメニューに何が入っているか分からないため、
別途メニューごとの原材料を記した、プリントをいただく(写真)
 
  
【家で対応すること】

1)食べられないものについては、
家庭から「お弁当」という形で持たせる。
時に主食だけ、時に主菜だけ、時に100%。
 
2)低学年の場合、まだ判断が難しいメニューも多いため、
いただいた原材料入りのプリントを1日分ずつ切り取って、
○と×をつけ、連絡帳に貼り、毎朝先生に提出させていただく。
※ 子どもには言って聞かせます。
 
  
子どもは、
食べられるメニュー+お弁当(おかずなど)という組み合わせで、
毎日の給食時間を、過ごします。
 
  
小学校時代の給食って、結構思い出に残るもの。
好きなメニュー、嫌いなメニューもあるし、
今でも食べたいなぁと懐かしく思い出すものも、ありますよね。
けれど、前述のような給食の食べ方になるため、
「ずっと食べてみたかったメニュー」はこれとこれって、
挙げられますね。

 
一番人気の献立も、
子どもたちは一度も口にできないまま、卒業していきました。
ちょっと切ない、「給食の思い出」です。
  
   
日本の普通の幼稚園や保育園、小学校に入る方も、多いかと思います。
何もしてくれないところもあれば、
除去や代替をしてくれるところも、きっとあるでしょう。
給食だけでなく、行事中の食事など、学校・園生活の中では、
「食の問題」から離れることができません。

(水泳の授業や着替え、修学旅行中のお風呂・・
などのこともありますが、これはまた今度。)
  
  
公立にも、ミックスの子どもたちはとても増えていると感じます。
アレルギー対応は一般的になっていますので、
どうぞ皆さん、担任の先生、栄養士の先生、
そして校長先生を巻き込んで、
食について、話し合ってみてください。

そして、楽しい学校、園生活が送れますように。