断食明けの大祭「イード」の準備も、忘れずに!

 

ムスリム対応をしている飲食店・店舗の方々へ

夏至を超えて、ラマダーン月も半分を終えました。

 
これから後半には、
ライラトルカドル(みいつの夜)などの重要な期間もありますね。
近くにモスクがある方々は、ラマダーン中の夜の時間に、
タラウィーの礼拝をされる方も多いと思います。

 
★タラウィーとは?
毎日5回の礼拝とは別に、ラマダーンの月だけ行う特別な夜間の礼拝。
モスクなどで集団で行われます。

 
そしてそろそろ、断食明けの「イード」についての話題も、
家族や仲間うちで上がってくる頃です。

 
誰の家に集まってお祝いしようか?何かしようか?
などなど。

 
この、イード。
何度も経験していますが、感覚としては、
日本がお正月に向けて盛りあがり、元旦に「おめでとう!」とピークに達するのと、
ノリはまったく同じです。

 
イスラム圏では、商店やショッピングモールなどでは、
ラマダーン月の途中から「イード」への盛り上がりを見せます。
お正月に向かって、日本中が「お正月に向かって準備しよう!」と変わるのと同じ。

 
テレビなどのメディアでも広告が流れ、
人々の「イードの準備しよう!」「買い物だ!」の気分を盛り上げます。

 
イードの準備のため、大切な人たちへ贈り物を用意したり、
たくさんの来客に備えて、食材を買ったり。
洋服を新調したり、購入したりする人も多いです。

 
そして、イードは、里帰りの時期でもあります。
基本的に「家族・親族・友人・知人」と過ごすため、
海外にいても母国に帰る方が多いでしょう。

 
なので、訪日の方も少なくなると思いますが、
ぜひ、「在日ムスリム」のことをお忘れなく、です☆

 
在日ムスリムは、日本社会で生活をしているので、
まとめて有給休暇が取れたり、夏休みなどの休暇がない限りは、
なかなかサクッと国に帰ることができません。

 
だから、国内の友人・知人・仲間同士で、お祝いをします。

 
ムスリム対応をされている日本の飲食店、宿泊業、そして小売りの皆さんも、
ぜひこの「購買意欲が高い時期」を見逃さず、スペシャルオファー、
割引セールなどを謳ってください。

 
そして、イードという喜びにあふれた「その日」に一番ご機嫌なのは、
「イードおめでとう!」(Eid Mubarak!)の言葉がかかること!

 
日本の年末年始にどのような準備をするか。
店舗では、どのようなサービスをするかな?そのような商品をそろえるかな?などなど、
「お正月」を想像し、ぜひ、同様のことをイードの時期に!

 
★イードとは?
イード(EID)は、イスラム暦9月(ラマダーン)が終わった翌日の、
イスラーム暦10月1日に、【断食が明けたことを祝うお祭り】です。
日本でいうと、12月31日が大晦日で、1月1日に元旦となり、お祝いをするのと同じ。
断食明けのイードは、「イード・アル・フィトル」と言われます。

 
※次回、イードの過ごし方をご紹介します。

 
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